ブログの科学

「読者に読まれ続けるブログを目指す」ブログです

【就活生・社会人必見!”デキる”ビジネスマン講座③】誰もが納得する数字というファクトで語る

f:id:yeaaaaah:20181219173237j:plain

 

ども。ども。どうも。こてつです。

 

コンサルティングファームで働いていた経験から、

仕事が”デキる”と思わせるビジネス上必要な姿勢やスキルについて、

連載形式で説明していきたいと思います。

 

今回は、

 誰もが納得する数字というファクトで語る

です。 

 

 

【就活生・社会人必見!”デキる”ビジネスマン講座③】
  誰もが納得する数字というファクトで語る

 

 

1.対象読者

・就職活動中の大学生

・社会人1~7年目程度の若手から中堅の方

を対象としています。

 

2.ファクトで語るとは

新人の頃は、経験豊富なベテラン社員(40~50代の課長から部長相当)を相手に、

何かを説得させる事や、承認を得る事に苦労した経験は無いでしょうか?

 

そんなときは、「ファクトで語る」事が大切です!

 

では、ファクトで語るとはどういうことでしょうか?

 

ファクトとは、「事実」の事です。

つまり、自分の経験談や気の利いた言葉ではなく、動かしようのない事実をさします。

 

事実の最たるものは「数字」です。

数字は動かしようがなく、否定のしようがありません。

数字は世界共通言語で、ビジネスでは数字で語る事が大切です。

 

3.新人社員の武器は数字というファクト

知識も経験も乏しい新人社員の意見は、なかなか信用してもらえないものです。

 

例えば、営業効率を上げる事をテーマにしたプロジェクトの場面を想定してみます。

  1. 理由が言えなくて意見が通らないケース
    「新人」
     顧客から引合が来てから、顧客課題を時間をかけて整理し、
     顧客に合ったソリューションを提案する顧客ニーズ起点のアプローチから、
     自社の重点ソリューションに適した顧客のみをターゲットとする
     ソリューション起点のアプローチに変えるべきだと思います。
    「上司」
     なぜそう思う?
    ⇒ 主張に対して、理由が言えていない
  2. 理由が言えても根拠が言えずに意見が通らないケース
    「新人」
     顧客から引合が来てから、顧客課題を時間をかけて整理し、
     顧客に合ったソリューションを提案する顧客ニーズ起点のアプローチから、
     自社の重点ソリューションに適した顧客のみをターゲットとする
     ソリューション起点のアプローチに変えるべきだと思います。
    「上司」
     なぜそう思う?
    「新人」
     顧客ニーズ起点のアプローチでは、自社ソリューションでは解決できない
     課題を持つ顧客に対しても、時間をかけてアプローチし続け、
     結果受注に至らないケースがあると思います。
    「上司」
     本当か?証拠はあるか?
    ⇒ 理由をサポートする根拠となるファクトが言えていない
  3. 数字というファクトを用いて意見が通ったケース
    「新人」
     顧客から引合が来てから、顧客課題を時間をかけて整理し、
     顧客に合ったソリューションを提案する顧客ニーズ起点のアプローチから、
     自社の重点ソリューションに適した顧客のみをターゲットとする
     ソリューション起点のアプローチに変えるべきだと思います。
    「上司」
     なぜそう思う?
    「新人」
     顧客ニーズ起点のアプローチでは、自社ソリューションでは解決できない
     課題を持つ顧客に対しても、時間をかけてアプローチし続け、
     結果受注に至らないケースがあると思います。
    「上司」
     本当か?証拠はあるか?
    「新人」
     トップ営業マンの特徴はソリューション起点のアプローチを実践している事が
     ヒアリングで分かり、受注率は40%、受注までの平均リードタイムは1か月
     です。
     一方、それ以外の営業マンは顧客ニーズ起点のアプローチを実践しており、
     受注率は10%、受注までの平均リードタイムは4か月
     となっています。
    「上司」
     なるほど。事実関係の更なる整理と営業プロセス変更を検討しよう

 

いかがでしょうか。

人を納得させるためには、実際に数字に落とし込み、証拠とすることが大切です。

 

上司や顧客が感覚的に問題認識しつつも、事実を数字として把握できているケースは多くありません。

また、役職者は忙しくデータ収集に割く時間もありません。

 

そのような場合は、事実関係をヒアリング、現場観察、アンケート、参考文献収集・・等でファクトを集める。

そのファクトをもって意見を言う。

これが、知識経験が乏しい新人社員が活躍する一つの手段だと思います。

 

4.最後に

ビジネスや面接等の場面で、相手に自分の主張を納得させるためには、

数字を活用した理由を言うこと

が大切です!

 

是非意識してみてください。

 

それでは!