ブログの科学

「読者に読まれ続けるブログを目指す」ブログです

【就活生・社会人必見!”デキる”ビジネスマン講座④】”感情”よりも”論理”を優先させる

f:id:yeaaaaah:20181219173237j:plain

 

ども。ども。どうも。こてつです。

 

コンサルティングファームで働いていた経験から、

仕事が”デキる”と思わせるビジネス上必要な姿勢やスキルについて、

連載形式で説明していきたいと思います。

 

今回は、

 ”感情”よりも”論理”を優先させる

です。 

 

 

【就活生・社会人必見!”デキる”ビジネスマン講座④】
  ”感情”よりも”論理”を優先させる

 

 

1.対象読者

・就職活動中の大学生

・社会人1~7年目程度の若手から中堅の方

を対象としています。

 

2.なぜ論理を優先させるべきか

ある主張を相手に納得してもらうためには、感情的な説明と論理的な説明、どちらが効果的だと思いますか?

 

もちろんケースバイケースで感情的に訴える事も必要です。

 

ですが、ビジネス上では、論理さえ通っていれば上の立場の人も耳を貸しますが、曖昧な事を感情で説得しようとする若者は信頼されません

 

企業の第一線でビジネスをやっている人たちは、論理を大切にします。

例えば、億単位の投資判断をする際には、なぜその投資が必要なのか、その投資によってどれくらいの効果が見込めるのか・・・を検討します。

億単位の投資判断をする際に、なんとなくよさそうだから、では投資しないですよね?

 

ある主張を相手に説得させるためには論理が必要です。

筋が通っている事が前提に、そのダメ押しとして、感情的に訴える事が必要だと思っています。

 

そのため、ビジネスでは感情的ではなく、筋の通った(主張ー理由ー具体例が論理的である)主張を心掛ける必要があります。

 

論理的な主張とは何かについては、別記事で詳細を解説していますのでご参照ください。

 

yeaaaaah.hatenablog.com 

yeaaaaah.hatenablog.com

 

3.販売員をイメージした例

 ここで、何かを判断する側に立って考えてみましょう。

百貨店の化粧品売り場に来ていて、乾燥肌にかなり悩んでいるあなたは、1万円相当の高級美容液を新たに購入したいと考えているとします。

 

感情的に訴えてくる販売員の方と、論理と感情面併せて訴えてくる販売員の方、

どちらが好印象でしょうか。

 

【感情面で訴えてくる販売員】

  • お肌の乾燥に悩まれているのであれば、こちらの商品がおすすめです
  • 今人気のヒット商品で、多くの方に愛用頂いているんですよ
  • パッケージも高級感があって、気に入られると思いますよ
  • 絶対にこの商品はおすすめです!

 

【論理と感情面の両輪で訴えてくる販売員】

  • お肌の乾燥に悩まれているという事ですので、現状の肌状態を測定しますね
  • お肌の水分量は○○、皮脂量は△△なので、肌タイプAの乾燥肌ですね
  • 肌タイプAの方におススメの美容液はこちらの商品です
  • XXという成分が浸透し肌内部を潤し、YYという成分が肌に膜を張り水分の蒸発を防ぎます
  • 一か月使用して頂いたモニター結果として、水分量○○%UP、皮脂量△△%UPという結果が出ており、乾燥が気にならなくなった、化粧ノリがよくなったというコメントを多くいただいています
  • 私も愛用していて、こちらの商品はおすすめですよ

 

1万円の買い物をする際に、感情論だけで訴えられても購入する気になれないですよね。

同様に家や車を買う際になればなるほど、なぜ購入したいか真剣に考えると思います。

 

ビジネスでも同様です。

何かを判断するには理由が必要で、曖昧な意見を言う人は信用されません。

 

ただし、スピード感をもって判断する必要がある際には、最低限の理由と直感を元に判断する場合があります。

特に近年はニーズやIT技術の変化が激しいため、誰もが納得する理由作りに時間を割きすぎていては、動き出しが遅くなってしまい他社に負けてしまいます。

この辺りは、後日、「仮説思考」の必要性にて解説させて頂きます。

 

4.最後に

いかがだったでしょうか。

 

論理的に話す事は、普段から意識していないと身に付きません。

あらゆるもの事に好奇心をもって「なぜ?」を繰り返す事で論理性が身に付きます。

 

少しでも皆さんの参考になれば幸いです。

 

それでは!