【就活生・社会人必見!”デキる”ビジネスマン講座①】仕事では「結論から話す」
ども。ども。どうも。こてつです。
コンサルティングファームで働いていた経験から、
仕事が”デキる”と思わせるビジネス上必要な姿勢やスキルについて、
連載形式で説明していきたいと思います。
今回は、
仕事では「結論から話す」
です。
【就活生・社会人必見!”デキる”ビジネスマン講座①】
仕事では「結論から話す」
1.対象読者
・就職活動中の大学生
・社会人1~7年目程度の若手から中堅の方
を対象としています。
2.「結論から話す」とは
結論から話せ!
就活の面接対策本やあらゆるビジネス本で書かれている事で、
一度は聞いた事があるかもしれません。
それでも改めて今回説明するのは、ビジネスマンとして最も必要とされる姿勢の一つだからです。
しかし、仕事上「結論から話す」が出来ていない人が意外と多いです。
学校でも起承転結に沿って話しなさい、
つまり、順番通りに話しなさいと習った人が多いと思います。
順番通りに話すとは、
- はじめに、aとbがあります。
- 次に、a+bは3です。
- その次に、bは2以上の値をとります。
- そのため、aは1以下の値となります【←結論】
このように、前提から順番に話し始め、
最後に結論に至る話し方です。
対して、結論から話すとは、
- 液体Aと液体Bを混ぜたら、液体Cが出来ました。
- なぜそういう現象が起きたかというと、次のような理由からです。
- ・・・
このように、まず結論から話し、つづけて詳細を述べていく話し方です。
コンサルティング会社では、あらゆる場面で「結論から話す」事が徹底されていました。
コンサルティングの報告書はもちろん、日常のメール、メモ書き、上司とのやりとり、会議での発言・・・
「結論から話す」事のメリットは、
物事がシンプルに、明確になるという事です。
それにより、短い時間で相手に必要な事を伝える事ができます。
面接や仕事中は無限に時間がある訳ではありません。
端的に伝える事が大切となります。
3.PREPの型に沿って話す事を意識する
日本語の語順の特性上、日本人の思考は順番に沿って話す事に慣れています。
英語のように、結論を述べて、なぜならと理由を述べる話し方は慣れが必要で、日ごろから意識して身に着けるしかありません。
結論から話す方法論として、PREP法というものがあります。
PREP法とは以下の頭文字を並べたものです。
- Point:結論
- Reason:理由
- Example:具体例
- Point:結論の繰り返しで絞める
PREPで話すとは、例えば、
- 本連載の目的は、
私がコンサルタント時代に学んだすべてのビジネスマンに必要なマインドとスキルを読者の方に身に着けてもらう事です。 - なぜ、
コンサルタント時代に学んだ事か、というと、まずコンサルタントは他の職種に比べて整理されたビジネスを進めていくための方法論を学びます。
そのエッセンスを抽出すれば、多くの方に役立つはずです。 - たとえば、
「結論から話す」というのがその例です。結論から話すとは・・・
という感じです。
結論から話すためには、思いついた事から話すクセを無くして下さい。
結論から話す姿勢が身に付けば、論理的思考も養われ、自身の考えが整理できるスピードも上がります。
4.最後に
繰り返しですが、
結論から話す事が出来れば、面接やプレゼンの場面等で、
こいつデキる、と相手に思わせる事ができます。
みなさん意識してみてください。
それでは!